各々の事情を考慮した高齢者用改修
2021.04.05
リフォーム
急激な高齢化が進んだ我が日本ですが、あまりに急激過ぎて住宅の対応も進んでいない。実際65歳以上の90%が自宅で生活しています。
前回も少しお話しましたが、高齢者の事故の約35%は家の中で起きています。また、その半数程度は、住宅事情だと言われています。つまり適正な住宅改修されていれば、起きなかった事故もあるということです。つまり各々の事情に合せた住宅改修が、いかに大切かというお話です。どこまで自分で身体機能の低下を考慮すべきかで、どこまで改修必要か配慮する必要があります。費用対効果もあります。例えば、木造住宅で廊下の幅を広くするのは、費用かかりすぎるとか不可能です。
リフォームも限界があります。ですので、リフォーム行いたいのなら、最初から工事の目的・費用に応じた工事内容を決めて、設計士に相談して、また介護関係の専門家の意見も交えて、決める必要あります。例えば車イスと介助歩行、自力歩行では改修内容に違いがあるということです。