お問合せ 0585-22-5856

お電話が繋がりにくい場合
は携帯までお願い致します

090-8150-8856

Endo Arch
岐阜県揖斐川町の建築設計事務所|
遠藤建築設計事務所

ブログ

もっとがんばれ地元工務店

2021.04.19

選ばれる理由

もともと国産材やヒノキ中心に家造り進めている地元工務店さん達!

地方はアベノミクスの効果もなく、消費税値上げのお話で、仕事激減している今の現状ではないですか?どこも同じですが、住宅瑕疵保険の検査員を業務としていると、こんな時代でも仕事沢山受注している工務店さんてあるものです。どこが違うのか?自分も羨ましくなり、色々考えてみました。そうするとある答えが見えてきました。

仕事受注している工務店が、他社とは差別化していました。
例えば、地域ブランドの申請していたり、長期優良住宅の認定受けていたり、申請はしてないが、長期優良住宅と同様のレベルになっていたり普段からハイレベルな住宅をお客さんに 提供している工務店が多いということです。地域ブランドはどこかのグループに加盟しないと難しいですが、プレカット屋さんや材木屋さんに相談されると入れて頂けるみたいです。また現在唯一、補助金100万円頂けるのも、このブランド化事業だけみたいです。

ハウスジーメンに加入されている工務店さんなら、長期優良まではいきませんが、S基準という中間的なレベルの住宅もあります。保険料少し減額あるみたいです。この前、岐阜県の住宅センターに長期優良住宅の技術審査と確認申請の同時申請提出し、認定貰いました。運が良いのか,1週間程度で、技術審査おりました。この時、構造は壁量計算等に一部、許容応力度計算で提出しました。
スパン表使わないで、梁や地中梁のたわみ、曲げ応力の計算したんです。その時、お話しましたが、岐阜の受託センターでは、型式認定を受けた住宅メーカーさんが提出する長期優良住宅の申請が全体の9割で、工務店やビルダー関係が、残り1割だそうです。またその中 で、スパン表使わないのはまた珍しいそうです。
 
もし、また以前みたいに長期優良住宅に補助金がついたら、住宅メーカーさんに9割もっていかれるワケです。多分、地方の工務店に活気付くように政府が考案した政策だったのに、現況が地元工務店ではなく、住宅メーカーさんに多くいくようになってしまったので、補助金取りやめになったのでは?と推測してしまう。
とは言え、地域ブランドは、県産材使用するなどメーカーさんが苦手な条件がついています。これは、新たな地方の住宅工務店に応援する政策だと思いませんか?
 
確かに面倒な書類、申請、計算、施工など必要です。でも地元工務店さんのレベルによる振り分けが始まっている気がします。また設計事務所の同業者でも長期優良住宅出来る事務所多くありません。そんな工務店のお手伝いするのが、しっかり経験のある設計事務所なんです。うちでは、確認申請費用や確認申請用図面以外に2-3枚の図面付け加えて、28万円頂いておりますが、大体1週間程度で、技術申請おろしています。